図書館

夏の宿題

「夏休み（一斉休業）には読みたかった本を思い切り読むぞ！」と意気込んでいたのですが、夏休みって子どもが家にいるんですよね。息子の宿題やら溜まっている通信教育のドリルに付き合っていると、ほとんど自分の読書時間がありません･･･（涙）。「一人でやれよ！」と思うのですが、塾に行きたがらない息子に勉強させるには付き合うしかありません。付き合うと、一応やるので突き放せない。これも子どもが親をうっとうしく思うまでの短い期間だ、と思うのですが、「今、読みたい！」という気持ちがなかなか抑えられない、そんな葛藤を一斉休業中、毎日に感じていました。　宿題には毎年、「本を読み、読書記録をつける」というものもあるのですが、いつも私の推薦する図書は「そんなの読みたくない」と却下されていたのですが、今年は宮部みゆきさんの『マサの留守番』と『ステップ･ファーザー･ステップ』を喜んで読んでくれました。また、自分で見つけてきた宗田理さんの『ぼくら』シリーズも気に入ったようです。漫然とテレビを見て時間をつぶすのではなく、「本を読む」楽しみを、そして「自分で面白いと思う本を探す」喜びを覚えてほしいと思う、今日この頃です。(N)

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