教員紹介

野崎 有以

野崎 有以(ノザキ アイ)

NOZAKI AI

職名
特任助教
担当科目
文芸創作、日本語能力Ⅰ、学科コース専門演習Ⅰ、専門基礎演習Ⅰ、学科基礎演習Ⅰ、教養基礎演習Ⅰ、卒業論文演習Ⅰ、日本文化基礎Ⅶ(文芸創作)
専門分野
家政学・文芸創作
業績紹介
(※別ページに飛びます)
メールアドレス
nozaki@keisen.ac.jp

私が生まれてはじめて詩を書いたのは2013年の秋のことです。そのときの感情を私はいまでもとても大切にしています。大学図書館の座席に座って本を読んでいた時に、突然思いついたように手元にあった紙になぐり書きのように衝動的に言葉を書きました。それが詩なのかどうかもよくわからないまま出版社に送りつけたのが最初の一歩でした。その一篇の詩が私を詩人にしてくれました。詩は誰にでも平等に開かれている言語なのだと信じています。

高校生の方へ

専門分野についてのご紹介

恵泉では文芸創作関係の授業やゼミを担当しておりますが、文芸創作のほかに家政学の研究も行っています。具体的には考現学の創始者として知られる今和次郎の家政思想について主に研究しております。今和次郎は特に戦後、自身の家政思想を展開する際に、迷信や慣習にとらわれずに自由に生活を楽しむ人々のことを「詩人」と呼びました。家政学と文学はおよそ結びつきそうもない分野ですが、意外なことにいくつもの接点を見出すことができます。最近ではそうした家政学における詩や文学の表象に特に関心があります。

高校へのメッセージ

「詩を書く」、「小説を書く」というと躊躇してしまう方も多いかもしれません。しかし、物を書くことは誰かの特権ではありません。書きたいという気持ちさえあれば誰でも書くことができます。「詩を書いてみたい」、「小説を書いてみたい」という気持ちを是非大切にしてください。固定観念にとらわれずに創作にチャレンジしてみましょう。