恵泉女学園大学

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人文学部 日本語日本文化学科

ゼミについて

恵泉女学園大学では4年間どの学期も必ずゼミに所属します。 ゼミとは、専門分野の学びを深めていくことを通して、コミュニケーション能力やプ レゼンテーション能力をも向上させていく授業です。
1年次にはまず、論文などの学術的表現に慣れ、基礎的な方法論を身に着けていき ます。 2年・ 3年次では担当教員の指導のもとで研究に必要な知識を得ながら、自分の テーマを設定する準備を進めます。自分の考察を発表することで、他のゼミ生の視 点にも刺激を受ける機会が増えるでしょう。 4年次にはその集大成として、設定した研究テーマに取り組み、
担当教員の指導を 受けて卒業論文・卒業制作などにまとめあげていきます。

ゼミリレーのご紹介

恵泉の各ゼミの教員や学生が、実習の様子や日常のひとコマなど、思い思いの記事をリレー形式で繋いでいくゼミリレー。それぞれに個性が光るゼミの雰囲気を、少しだけご紹介いたします。

ゼミリレー:日本語日本文化学科

日本文化史演習Ⅰ(歴史)

2011年06月24日11時29分  投稿者:梅澤 ふみ子 ゼミ/授業名:日本文化史演習Ⅰ(歴史)

歴史の研究は、時を旅することです。時の流れをさかのぼったり、過去から現在に向かって流れを下ったりしながら、政治や社会の変化、技術の発達、人々の暮らしや考え方の変化を調べます。過去への旅の手掛かりとなるのは、手紙や日記や公文書や裁判記録、道具や衣服、建物の跡など、人々が生きたすべての痕跡です。

日本史の3年ゼミの春学期には、幕末維新の時代の人々が書いた手紙や記録を取り上げ、「候文(そうろうぶん)」という近世日本で使われた文体の史料を読んで意味がわかるようになることを目指しています。今は1853年にペリー艦隊が浦賀に来た時、最初にアメリカの軍艦に乗り込んで交渉した浦賀奉行所の役人とアメリカ海軍の将校との対話の記録を読んでいます。同時に、幕末維新期の事件や人物など、各自が関心を持っているテーマについて調査し発表しています。秋学期には日本史の分野で自由研究をします。

では、参加者にどんなゼミか紹介してもらいましょう。

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幕末の錦絵から何がわかるか、話し合い中

詩の朗読会と「ケータイ川柳」お手伝い

2011年06月18日09時00分  投稿者:廣江佳代子 ゼミ/授業名:文芸創作ゼミ

私たち林ゼミは、一冊の冊子を作ることを目標として、短歌や俳句、詩の創作を日々行っています。豊かな感性と広い視野を養うため、文芸に関わる様々な場を進んで体験するのがこのゼミの特色です。

今年の5月21日には、世田谷パブリックシアターで開催された詩の朗読会「いのちを詠う―日本の現代詩から―」に私たち学生も足を運びました。また同じ月の28日の本学のスプリングフェスティバルでは、ケータイ川柳の公開審査のお手伝いもさせて頂きました。

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「いのちを詠う―日本の現代詩から―」にて

展覧会見学

2011年06月13日09時00分  投稿者:稲本 万里子 ゼミ/授業名:日本文化史演習Ⅱ(美術)

3年ゼミでは、「源氏物語絵巻」のなかからひとり1場面を選び、調べて発表することで、作品へのアプローチの仕方やプレゼンテーションの方法を勉強していますが、ゴールデンウィークの1日を使って、美術館・博物館で開催中の特別展を見学してきました。

まずは、竹橋の東京国立近代美術館で「生誕100年 岡本太郎展」を見学。チケットを買うまで20分、入館するまで15分。思った通り混んでいました。ひとりはコンビニで事前に購入したと、やるなぁ。全員揃ったところで会場に入るも、あまりの混雑にバラバラに。 観客層は、いつもの日本美術の展覧会よりも若干若めで、万博を懐かしがる層と、美大生かデザイン学校生のような学生が多かったですね。構成は、「対決」をキーワードに、岡本太郎の事績をたどるというもの。岡本太郎好きなゼミ生が、大感激していました。

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岡本太郎展

2年ゼミ(日本文化基礎演習II)紹介

2011年06月10日09時00分  投稿者:鈴木彩夏 ゼミ/授業名:稲本ゼミ

2年生の稲本ゼミについて紹介させていただきます。稲本先生の授業では、日本の美術について学習していきます。
このゼミでは、古墳時代から明治時代までの日本絵画について、各自が作品を決め、その作品について詳しく調べ、1人20分程度の発表を行っています。

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葛飾北斎「冨嶽三十六景」凱風快晴

3年 日本語演習III (川井ゼミ)

2011年05月31日09時24分  投稿者:大竹薫子・倉本沙姫 ゼミ/授業名:川井ゼミ

川井先生のゼミでは、日本語教員を目指している学生たちが『みんなの日本語』という教材の不足している部分を討議し、導き出しています。
一人ひとり、導入の方法を考え、教材を自作、実演し、工夫を凝らした点、まだ不十分な点を話し合っていきます。

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