人文学部での学びは「世界をより深く知り、楽しむこつを身に着けること」です。
恵泉の人文学部ではそのための入り口を三つ用意しています。英語コミュニケーション学科
では生きた英語の力が、日本語日本文化学科では本物の日本語力が、そして文化学科では
深く物事を見る力が身につきます。
受け身の「お勉強」ではなくあなた自ら世界への冒険に船出してみませんか。きっとたくさんのドキドキやワクワクがみつかることでしょう。
人文学部長 榎本 眞理子
教養とは、人間が生きていくあらゆる場面において、さまざまな形で応用できる"基盤"であると言えます。さらに教養は、自然に身に付くものではなく"身に付けていく"ものです。多様化が進む現代社会において、今、必要とされる教養とは何でしょうか? その答えが、人文学部の教育にあります。
今、「きちんとした日本語を話し、書けること」が再び重視されています。他人に対して自分の考えを正確に伝えるには、日本語を正しく理解し、運用できなければなりません。また国際社会においては、自分の国を紹介する場面も増えてくることでしょう。日本について、言葉だけでなく、文化や歴史についても深い理解が求められています。
言うまでもなく、国際社会では英語がもっとも多く使われています。国や民族の異なる人たちとコミュニケーションを図る時に、必要とされる英語の能力を高めます。また日本社会に暮らしていく以上は、英語を読んで理解し、それを的確に日本語に置き換える力も必要とされます。
想像力とは"考える力"です。文化、すなわち人間のさまざまな営みの産物について、その背景にある仕組みを読み解くためには、方法論が必要です。まずは「おもしろいな!」と思うことが出発点。想像し、考えることを繰り返して、物事の本質に迫る方法が身に付いていきます。