恵泉女学園大学

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人文学部 日本語日本文化学科

ゼミについて

恵泉女学園大学では4年間どの学期も必ずゼミに所属します。 ゼミとは、専門分野の学びを深めていくことを通して、コミュニケーション能力やプ レゼンテーション能力をも向上させていく授業です。
1年次にはまず、論文などの学術的表現に慣れ、基礎的な方法論を身に着けていき ます。 2年・ 3年次では担当教員の指導のもとで研究に必要な知識を得ながら、自分の テーマを設定する準備を進めます。自分の考察を発表することで、他のゼミ生の視 点にも刺激を受ける機会が増えるでしょう。 4年次にはその集大成として、設定した研究テーマに取り組み、
担当教員の指導を 受けて卒業論文・卒業制作などにまとめあげていきます。

ゼミリレーのご紹介

恵泉の各ゼミの教員や学生が、実習の様子や日常のひとコマなど、思い思いの記事をリレー形式で繋いでいくゼミリレー。それぞれに個性が光るゼミの雰囲気を、少しだけご紹介いたします。

ゼミリレー:日本語日本文化学科

長崎の被爆体験を受け継ぐ・・・卒業論文演習

2015年03月30日09時03分  投稿者:篠崎 美生子 ゼミ/授業名:篠崎ゼミ

本学の近くにお住まいの寺田修一さんは、中学時代に長崎で被爆した体験をお持ちです。昨年は本学での講演会で、生々しいその体験をつぶさに話してくださいました。
今回は、卒業を前にしたメンバーとともに寺田さんを囲んで茶話会を開き、去年の講演でいだいた疑問や感想を遠慮なくお伝えしました。お優しい寺田さんのお人柄に、学生の緊張もほぐれ、話題は原爆から戦争のこと、今の政治のことへと広がりました。
充実の2時間半でした。でも伺いたいことはまだまだ山ほどあります。そこで卒業後も時折土曜日に集まって寺田さんをお招きし、自主ゼミ「寺田さんの会」を続けていこうと約束したのでした。

南野キャンパスのラーニングコモンズにて

全学年合同見学ツアー

2014年07月07日21時39分  投稿者:篠崎美生子 ゼミ/授業名:篠崎ゼミ

5月末の晴れた土曜日、日本近代文学を扱う篠崎ゼミの1年生から大学院生まで、総勢34名で、神奈川近代文学館で行われた太宰治展を見学してきました。人間太宰の情念にたっぷりひたったあとは、山下公園で点心ランチ。午後は希望者を募って、日本新聞博物館を見学しました。参加者からのメッセージを、どうぞお楽しみ下さい。

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太宰治展

「原爆文学」の講義に関連して 講演会「長崎1945.8.9からのバトン」が開かれました

2014年01月16日12時15分 

日本語日本文化学科の講義科目「日本文学特殊研究Ⅱ」(篠崎美生子准教授)では、この半年間、原爆をテーマとした文学作品や映画、マンガを、受講生とともに読んできました。原民喜「夏の花」、永井隆「長崎の鐘」、井伏鱒二「黒い雨」、中沢啓治「はだしのゲン」、林京子「祭りの場」、井上ひさし「父とくらせば」(映画は黒木和雄監督)――それらは、被爆がどれほど人の心身を痛め続けるかということを、私たちに教えてくれます。どんな理由があっても、こんな非道があっていいわけがない、と叫びたくなります。しかし、同時に、被爆体験のない私たちが、被爆の痛みを分かったつもりになって発言してよいものだろうかというためらいは、私たちの心の中に残っていました。

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講義中の寺田さん

日本文学研究の専門図書館に行ってきました!

2013年12月05日09時58分  投稿者:篠崎美生子 ゼミ/授業名:日本語基礎講読Ⅳ

「日本語基礎講読」は日本語日本文化学科の2年生のゼミです。このクラスのテーマは、芥川龍之介の「藪の中」とその研究史。スリリングな小説に、もっとスリリングな解釈をほどこしていくためのトレーニングを行っているところです。

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この奥に、日本文学関係の本と雑誌がいっぱい

歴史学方法論 I

2013年02月22日09時00分  投稿者:梅澤 ふみ子 ゼミ/授業名:歴史学方法論 I

どのような分野の研究でも、最初は専門家が書いた著書や論文を読んで知識を得ます。そこからもう一歩進んで、まだ誰も調べていないことを研究しようというときや、これまで読んだ著書や論文に納得がいかないことがあるときは、自分でナマの資料(一次資料)にあたって調べることになります。学生の皆さんも、卒業論文を書くときにこれを経験します。

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