夏の終りに小布施に行ってきました。お目当ては図書館!小布施には「死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15」に選ばれた「まちとしょテラソ」という名前の図書館があるのです。15館の中には、イエール大学の図書館やダブリンのトリニティカレッジの図書館など世界中の図書館がリストされています。
さて「テラソ」。本当に素敵な図書館でした。平屋建てでユニークな形、全面ガラス張りの明るい館内、椅子・テーブルはおしゃれな感じ・・・と言い出すときりがないですね。照明も凝っているので夜はまた違った雰囲気を味わえそうです。この図書館は小学校のグラウンドに面しているのですが、行った時はちょうど運動会の練習をしていてその声が聞こえるのがなんともよい感じ。
小布施の町並みはきちんとしたプランに基づいて整えられているので、うまく言えないのですが、からだ全体でその心地よさを感じることができます。町のたたずまいがよそとは違う・・・。帰ってから『小布施まちづくりの奇跡』という本を読んで、何気なく見てしまったものもにまちづくりの「哲学」のようなものが隠されていることに気づかされました。ともかくも暑くて暑くて、という時だったので町のよさを味わいつくせなかったのがもったいなくて、絶対、また行くんだ、と思っているところです。 (M)