いったい今年の夏はどうなっているんだ、と、ここ数年ぼやいている気がするのですが、それでも今年は特別!テレビの画面上方に地震情報のように「東京37度」などと表示が出るようになったのはこの夏から?来る日も来る日もニュースでは「適切な冷房、水分を十分に」を繰り返しています。極端に水の足りないところ、降りすぎて被害の出ているところ、雷雨・・・自然の猛威を感じてしまいます。こんなときにはひそやかにではあっても、着実に季節は移っているというしるしを見つけてもう少しの我慢と思いたいのですが。ところが・・・。
例年ならつくつくほうしが鳴き始めるとどんなに暑くても秋が近づいてきたと思うのですが、今年はなんと、8月の初めに聞いてしまいました!いくらなんでもその段階で秋を感じるのは無理。数日前から朝の空に絹雲が見られてちょっと涼しげではあるのですが、それでも猛暑日では・・・。
確かなことは日が暮れるのが早くなったこと。だから涼しくなるというものでもないようですが、少し息をつける感じがします。2,3日前の夜、何かいつもと違うと思ったら、昼夜構わず鳴いていたセミが沈黙し、代わりに虫の声がしていたのです。昼間の暑さで日干しにならないかちょっと心配ですが、それでも「小さな小さな秋」の気配。
おまけ:1ヶ月ほど前、パッケージの写真につられてミニトマトの栽培キットを買ったのですが、何をミスったのか(ミスしようがないくらい簡単)不良品だったのか、小さい芽が出たあとは全く変化なし。といって枯れるわけでもないのでそのままにしていますが、ミニトマトでパスタのもくろみは消えてしまいました。 (M)