この4月からのNテレビの「朝の連続テレビ小説」は、東北・三陸の小さな田舎町を舞台にした「あまちゃん」、東京からやってきた高校生のヒロインが、海女を目指すお話です。
放送が決まって番組名を聞いたとき、「あま」=「尼」だと思って、「お寺の話?」と勝手に勘違いしていました。
脚本は、「クドカン」こと宮藤官九郎。私は名前くらいしか知らなかったのですが、芝居もやれば作詞もする、映画を撮る等、なんでもござれの多才な方で、超売れっ子なのだそうですね。新人のヒロインと、彼女を取り巻く芸達者な役者さんたちとの掛け合いが面白く、すっかりこの番組のファンになってしまいました。この地方の方言も、暖かくて良い味を醸し出しています。特に気に入ったのが、「じぇ」です。最初何のことか分からなかったのですが、驚いたときに発する方言だとか。驚きの度合いに応じて、「じぇ」が増えていくそうで、今年の流行語大賞候補になるのでは、と、ネットでは専らの評判です。
ともあれ、9月まで、朝の出勤前の忙しいひと時を「あまちゃん」で楽しむことにしましょう。(Y)