恵泉女学園大学

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新春のテレビ番組から

2013年がスタートして、テレビでも新しい番組が始まっています。

その中で、私が興味をそそられた作品は、『火怨・北の英雄アテルイ伝』と『八重の桜』です。
アテルイは、平安時代初期、古代東北で大和朝廷の軍と戦った蝦夷の指導者ですが、この頃の歴史が
がテレビドラマに取り上げられるのは初めてではないでしょうか。しかも蝦夷の側の視点からみた物語ということで、今から楽しみにしています(1月11日より放送)。

一方、同志社大学の創始者である新島襄の夫人、新島八重の生涯を描いた大河ドラマ『八重の桜』ですが、初回を見た限りでは、なかなか期待が持てそうです。「日本のジャンヌ・ダルク」とも言われるこの女性のことは、ドラマの制作発表があるまで寡聞にして知りませんでした。さて、夫の新島襄はといえば、その生涯について深く知らないまでも、名前だけは小さな頃から脳裡に刻まれています。というのも、私の故郷・群馬県には、ご当地の人物、土地、名物などを読み込んだ郷土かるた「上毛かるた」があって、県内の安中市出身者である彼も採録されていたからです。小学校に入ると、よくかるた取りの練習をさせられたものでした。読み札は「平和の使い新島襄」。余談ですが、当県では、もう一人、内村鑑三という著名なキリスト者を輩出しており、勿論彼もかるたに登場しています。こちらは「心の燈台内村鑑三」。

新島八重の話をするつもりが、話が逸れてしまいました。彼女についての知識は全く無きに等しいので、テレビを観つつ、関連本なども読んでみたいと思います。(Y)