恵泉女学園大学

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図書館

パリの日本語の本屋さん

学生の方々は、レポートや試験が終われば、あとは楽しい夏休みが待っています。旅行に行ったり、帰省したり、それぞれ予定を組んでいることでしょう。

さて、旅行といえば、今年の夏の旅行者数は、国内、海外ともに過去最高だそうで(JTB調べ)、世の中は不況だ不況だと騒いでいても、そこはそれ、旅行にかける支出は別だということでしょうか。

そんな旅行のお供に欠かせないもの。人それぞれでしょうが、私の場合は文庫本です。それも肩の凝らない小説の類のもの。一週間くらいの海外旅行ともなれば、大体5~6冊は準備して行きます。飛行機に乗っている間(ヨーロッパならば12時間)に一冊は読めてしまいます。旅行を楽しんで帰国近くになると、当然未読の本も減ってゆき、「読む本が無くなったらどうしよう」と、ちょっとしたパニック状態に。昨年、パリでそんなことがあって、オペラ座近くの「ブックオフ」に駆け込みました。因みに、パリには、私の知る限りでは、日本でお馴染みの本屋さんが2つあります。一つは、ルーブル美術館近くのジュンク堂で、ここは多摩センターにもある丸善(ジュンク堂)書店の関連会社。もう一つが件のブックオフです。

何も海外に行ってまで日本語の本を買わなくとも、と思うのですが、矢張りこうしたお店があると嬉しい。もしパリに行く機会があったら、是非覗いて見て下さい。本だけでなく、店内にある、パリ在住の日本人向けの「売ります」「買います」掲示板を眺めるのも面白いですよ。

閑話休題:
先週このコーナーで取り上げた「選書ツアー」。興味のある方、是非カウンターにお申込下さい!(Y)

 

夏休みに向けて読書会メンバーが素敵なディスプレイをしてくれました。ぜひ手にとってご覧ください。

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