恵泉女学園大学

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町の変化

先日のこと、帰宅してカーテンを引こうとして「?」という感じ。何か違う。やけに窓の外がすかっとしている・・・。一瞬ののち、向かいの建物と建物の間にすっくと立っていた木がないことに気づきました。背は高いもののそれほど大きな木ではなかったのですが、なくなってしまうとなんだかとても無防備な気分になります。丸見えみたいな。その木のゆれ具合で風を感じていたので、なくなってしまったら台風のときどうしましょう-少しおおげさですが。なぜいきなり切ってしまったのか、もしかしたら根元の方が傷んでいたのか、カラスの集会所めいていたからか、わかりませんが、未だにあるべきものがないような感覚に慣れることができないでいます。

同じ頃、うちのマンションの隣の家が取り壊され更地になりました。その庭のキンモクセイが咲くとやっと本格的な秋が来た、と思い、また初春には梅が咲いてほのかな香りを漂わせて楽しみだったのに、すべてなくなってがっかりです。建て替え工事が始まり、どうやらビルではなさそうな感じですが、果たしてまた木を植えてくれるかどうか・・・。

この夏の駅の完成という大変化のあと(実は私は調布市民です)街並みはどうなっていくのか、いささか不安な気持ちも持っています。またここでつぶやくことにします。   (M)