日々進化する情報の入手方法

昨年は本当に大変な年でした。今年は良い年になりますように！

さて、雑誌論文を探す際に大変便利な「CiNii」（サイニィ。国立情報学研究所提供）というデータベース・サービスがあります。論文情報1500万件を収録、図書館で契約している学内専用のデータベースと違って、学外でも利用でき、本文そのものに到達できる場合も結構あるので、雑誌論文を探す学生には、専らこのサービスを使うことを勧めています。

CiNiiは、昨年11月にリニューアルされ、雑誌論文だけでなく、日本の大学図書館が所蔵する本や雑誌も探せるようになりました。「これは便利！」と思ったのは、他のウェブサービスへのリンクが充実していること。例えば、カーリル。公共図書館を含めた全国の約5900館の資料探しを纏めて検索できるという優れものです。勿論、今ではOPAC（オンライン蔵書目録）を公開している図書館が殆どですが、カーリルを使って調べてみるのも面白いですね。検索以外にも、「話題の本」や「おすすめ本」などの読み物もいろいろで、本好きには楽しめること請け合いです。余談ながら、カーリルのネーミングの由来について同僚に尋ねたところ、「"借りる"」から来てるのでは？」という答えが返ってきました。なるほど。それって、「スグトレール」（接着剤除去液）や「ハガロン」（はがし液）と同じ発想かしらん。(Y)

※CiNii＝図書館ホームページのリンク集からアクセス。                                                                                    　　　　　　　　　   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　世田谷豪徳寺境内の招き猫　　　　

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