最近、ポプラ社の『百年文庫』シリーズの前半50冊が図書館に入りました(ただいま準備中)。「百年先も読み継がれることを願って」「日本と世界の文豪による名短篇を漢字一字の趣に合わせて1冊に編む」(本の帯文より)という編集方法のみならず、ソフトカバーの新書版一冊に様々な趣向が凝らされていて、例えばそもそも表紙に書かれた漢字一字の位置も、数冊並べてみると一冊一冊微妙に異なっていることが分かります。他にもいろいろ、ぜひ手に取って見つけてください。ところでこの文庫シリーズの「帯」も各巻ごとに本文の中から選ばれた一文と美しい装画(カバーを外した時に現れる)の一部が印刷されており、何か捨てがたく、ふと思いつきこれを本のページの様に折りたたみ「豆本」の様なものを作ってみました。それが下の写真です。(A)