恵泉女学園大学

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図書館

印刷博物館

9月はじめに早稲田大学で行われた図書館職員研修に行ってきました。普段、仕事中は殆どキャンパスの外に出ることがないので、リフレッシュになりましたし、いろいろ新しい情報を仕入れることができました。

研修後、希望者のみ、2台のバスに分乗して早稲田からさほど遠くない印刷博物館へ。毎日、本や雑誌といった印刷物に接している割には、一度も足を運んだことがない私、ちょうどいい機会なので、この見学会に参加させて頂きました。博物館は、大手印刷会社のトッパンの中にあり、広い館内には、古代から現代に至るまでの、印刷に関する様々な資料が展示されています。古いところでは、奈良時代に印刷された百万塔陀羅尼。他には活版印刷の機械や、浮世絵なども。なかなか見ごたえがありました。

博物館ではこの時期「日本のロングセラー商品」と題する特別展を開催。16世紀末から1980年までの間に作られ、日常生活のなかで愛され使われ続けてきた商品を展示していましたが、セロテープや森永ミルクキャラメル、カップヌードル、雪印バター等を眺めながら、懐かしい気持ちで一杯になりました。商品のパッケージは殆どのものが発売された時のままで、「良いものはいつになっても良い!」ということを改めて実感しました。スタッフの方に「これだけの商品を集めるのは大変だったでしょう」と声をかけると、皆で手分けして買い集めてきたのだとか。特別展は11月6日まで開催とのことで、レトロな気分に浸りたい方にはおすすめです。

おまけ:7月のカウンターだよりで紹介しました石巻市田代島の復興基金「にゃんこ・ザ・プロジェクト」が目標額に達しました。基金を開始して僅か3ヶ月ほどしかたっておらず、その速さに吃驚!(Y)