恵泉女学園大学

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図書館

朗報-悪筆は身を助ける?ー

「電子書籍端末は読みやす過ぎて内容が頭に残らない」
最近このコーナーのネタ探しも兼ねて、図書館関係の新しい記事を紹介するポータルサイトを検索していたら、米国の大学のこんな研究結果をみつけました。それによるとKindleのような電子書籍端末を利用して本を読むと、画面やフォントが余りに読みやすくできているので、書かれた内容が頭に残らない、反対に手書きの文章や読みづらいフォントの文章は、その内容が重要で記憶に値するのだと脳が判断し、頭に残りやすいということなのです。
この記事は電子書籍についてであって、一般のワープロやタイプの字については言及しておらず、その主旨とは少しずれてしまうかもしれませんが、例えば、ぜひ見て欲しいチラシ、絶対覚えたい単語などがある時には、パワポなどで美しく作ろうとしたり、既製の「出る単」の様な単語本を使ったりせず、単語なら単語カードの一枚一枚に単語を書き込んでオリジナルな単語帳をつくった方が場合によっては効果的だということかもしれません。
自分の手書きの字に全く自信の無い人間にとってワープロのありがたさを日々感じているのですが、手書きの効能がこんなところにもあるとは思いませんでした。
今度の「読書会」の予告チラシはクレヨンで直筆書きなぐりにしてみましょうか、いかがでしょうか、Mさん?(A)