恵泉女学園大学

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図書館

リヤカー本屋さん

本が売れないとさんざん言われていますが、昨年も巨大書店オープンのニュースがいくつもありました。その一方で町の本屋さんが消えていく・・・。最近10年間で6000件以上の本屋さんがなくなったそうです。そんな中、本を作るプロダクションの社長がどうしたら本が売れるかを探るためにリヤカーで本を売りに行くことを思いつきました。店長に抜擢された人は社長と一緒に本を選び、リヤカーに(もしやイマドキの若い人はリヤカーを知らない?)乗せて街へ。これが成功して売れました、となれば、アイディア次第で本は売れるのだ、と元気になる結論が出るのですが、残念ながら売れなかったそうです。でも店長はいろいろな試みをしながら今もがんばっています。

この新聞記事を読んで、本を読者に届ける大変さは図書館も同じだと感じました。こんなに面白い本がたくさんあるのに、学生のみなさんに届かない・・・。私たちもブックトラックに本を乗せてみんながお昼を食べているラウンジまで行ってしまおうか?(お邪魔ですか・・・) 今年度、読書会を始めましたが、人数がふえずもどかしい思いをしています。でも、続けて来てくれる人もでき、少しずつでも育っていくかなと思っています。27日に今年度最後の読書会を行います。今まで興味はあっても忙しくて、あるいはなんとなく気が引けて参加しなかったあなた、お待ちしています!!

今、図書館カウンター前には、読書会参加者のMさんによる素敵な展示があります。ぜひご覧ください。写真はこちら。(M)