恵泉女学園大学

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人文学部 歴史文化学科

歴史文化学科・講演会「世界遺産登録の意義と今後の課題」

恵泉祭2日目にあたる11月10日午後に、歴史文化学科主催の講演会が開かれました。講師は山梨県庁の日向かづ美先生です。日向先生は富士山が世界遺産に登録されるにあたってご尽力され、登録以後も引き続き保全のお仕事を続けられています。もちろん講演内容も富士山を中心としたもので、題目は「世界遺産登録の意義と今後の課題」でした。昨年は、文化学科から歴史文化学科への名称変更の準備過程で、世界遺産を中心とした講演会を3回開きましたから、今回の講演会は第4回ということもできます。

講演会はG201教室で開催され、関心のある学生たちが、近隣の方々と肩を並べながら、熱心に耳を傾けていました。パワーポイントを使った分かりやすい説明で、ゴッホから銭湯まで富士山のモチーフがさまざまに用いられてきた歴史がとても面白く語られました。自然のままの富士山の美しさを改めて感じることができただけでなく、宗教から音楽まで様々な文化領域に影響を与えた富士山の「世界文化遺産」としての重要性を再確認することができました。