恵泉女学園大学

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大学院

2015年度 シンポジウム

『走れメロス』のパラダイム転換ーこれからの国語教育・日本語教育を考えるー

恵泉女学園大学人文学研究科文化共生専攻には、新しく「中学校・高等学校教諭専修免許状(国語)課程」が認定され、「日本語教育」「文化交流論」科目群に加え、「国語教育」科目群が設置されました。これを機に「国語教育」を学ぶ人たちにも、ぜひ自らの領域や方法を相対化することにより、学びをさらに深める姿勢が身につくとよいと願っています。

シンポジウムに取り上げる太宰治『走れメロス』は、中学2年の多くの教科書に採用されています。このシンポジウムでは、「国語教育」の立場、「日本語教育」の立場、そして「文化交流論」科目群に位置する他領域の立場から、この小説を見直すことで、教材としての新たな展望を見いだすことを目指しています。参加者のみなさまからの活発なご意見を期待しています。

■日時
2015年12月6日(日)13:30~15:30(開場13:00)

■場所
恵泉女学園大学 J棟202教室  入場無料

報告者

  • 課題の達成を目指して~アクティブ・ラーニング~
    小島 瑞穂(茅ヶ崎市立松浪中学校・教諭)
  • 日本語教育における文学教材の可能性
    志賀 里美(恵泉女学園大学・非常勤講師)
  • 『走れメロス』から考える友情の政治学
    高濱 俊幸(本学大学院人文学研究科・准教授)

コメンテーター

篠崎 美生子(本学大学院人文学研究科・教授)

司会

秋元 美晴(本学大学院人文学研究科・教授)

『走れメロス』のパラダイム転換ーこれからの国語教育・日本語教育を考えるー