いよいよ6月30日に「マウリッツハイス美術館展」が始まります!といっても新聞でも雑誌でも、今展の「目玉」作品であるフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」について、すでに特集もしており「いまさら・・・」という感じかもしれませんが・・・・。修復後の初来日とのこと、以前マウリッツハイス美術館を訪れた時は、まさに修復中、この作品も、風景画「デルフトの眺望」も修復作業をしている人の背中側から、ガラス越しにのぞくだけという状態だったのです。せっかくここまで来たのに・・・。それだけに今展で作品を今度こそ間近に見られるのは、本当に楽しみです。
この作品ばかり注目されがちですが、今展は、開催地である上野の東京都美術館の2年越しの改修工事後の、リニューアルオープンを飾るものでもあるそうで、入館するとやや薄暗い感じのしたこの美術館の内部がどう変わったのか、その「変身ぶり」にも興味津々です。(A)