恵泉女学園大学

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フィールドスタディ

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国:アメリカの「移民社会」と9.11以後の状況を考える

担当者: 漆畑 智靖(人間社会学部国際社会学科)
科目名: 社会調査方法論 I (アメリカ)
フィールドスタディ I (アメリカ)
フィールドスタディ VI

目的

このプログラムの目的は、(1)世界中から人々が移住してきて形成されたアメリカ合衆国の多様な移民の生活の現状、および(2)2001年9月11日に発生した同時多発テロ事件以後の状況を実体験を通じて学ぶことです。この目的を実現するために、多様な移民のコミュニティが存在し、また9.11の同時多発テロ事件の現場ともなったマンハッタンを中心とするニューヨーク市を訪問して、フィールドスタディをしてもらいます。

マンハッタンは、世界の金融・経済・文化の中心のひとつです。同時多発テロ事件で標的となったワールド・トレード・センターはまさにグローバルな金融の中心を占めていました。また、ニューヨークはアメリカを目指す移民の伝統的な窓口でもあり、マンハッタンの一部、クイーンズ、ブルックリンなどには、きわめて多様な民族・人種からなる移民のコミュニティが存在しています。学生には、グローバル化する世界との関連性を踏まえながら、このような場所を訪問することによって、アメリカ合衆国の現在をより深く学ぶ契機をつかんでもらいたいと考えています。

計画

実施時期

2007年8月末~9月初め頃

実施期間

約1週間

参加人数

約12人

参加費用

約26万円

主要なスケジュールと内容

  • 自由の女神とエリス島
  • 約1世紀前、ヨーロッパ系の新移民が居住したロウアー・イーストサンド(テネメント・ミュージアムやコミュニティー・ガーデンなど)
  • 近年急増するアジア系・ヒスパニック系の移民居住地・クイーンズ
  • 9.11以後、人権侵害の被害も多発したアラブ系移民の居住地・ブルックリンのベイリッジ(モスクなど)
  • ワールド・トレード・センター跡
  • 9.11以後の外交の舞台となった国際連合本部

参加資格

学ぶ意欲と集団行動ができること

テキスト

社会調査方法論 I で指示する