担当者: 川島 堅二(人間社会学部)、関本 恵美子(人文学部)
科目名: 社会調査方法論 I (ドイツ・オランダ)
フィールドスタディ I (ドイツ・オランダ)
フィールドスタディ VI
世界最古の宗教の一つであるユダヤ教とユダヤ人の歴史、特に第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺とそれに抵抗したキリスト教の牧師や神学者たちの思想や実践を、当時の強制収容所跡やアンネ・フランクの隠れ家など、ゆかりの地を訪れることで学ぶ。
ドイツでは楽聖J.S.バッハおよびメンデルスゾーンの町ライプツィヒを、オランダでは大学チャペルのパイプオルガンを製作したライル社の工房を訪ね、パイプオルガン製作の現場を見学して、教会音楽の過去と現在を学ぶ。さらにオランダ国内の歴史的オルガン(300~500年前に製作)を所有する教会を訪ね、現地で演奏をしていただき、それに合わせていくつかの讃美歌を歌う実習により、会衆賛美の歴史的変容を学ぶ。
2007年8月29日~9月7日(現地8泊)
16人
28万円を予定
第1日 成田空港よりオランダ航空にてアムステルダム経由ベルリンへ
第2日 抵抗博物館、ユダヤ人犠牲者記念館、ユダヤ博物館見学
第3日 ヴァンゼー記念館、ゼクセンハウゼン強制収容所跡見学
第4日 ベルリン見学(帝国議会、ブランデンブルク門、ペルガモン博物館)
第5日 ライプツィヒ、バッハ博物館、聖トーマス教会、メンデルスゾーンの家
第6日 ベルリンより空路アムステルダムへ、アンネ・フランクの家見学
第7日 アムステルダム観光《午前》、バスでヘールデへ移動 ライル社工房見学
第8日 フロニンゲン、オルガン見学実習
第9日 アムステルダム発 成田へ
第10日 成田着
キリスト教や宗教音楽に強い関心を有する者
クロード・ランズマン『SHOAH』(作品社)、『アンネの日記』(新潮文庫)他
川端純四郎(監修)『J.S.バッハ 時代を超えたカントール』(日本キリスト教団出版局)他