恵泉女学園大学

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教育農場・園芸

No.45

恵泉女学園大学教育農場
2002年12月10日

★多摩キャンパスの一昨年と昨年の11月の気温と降水量(教育農場測定)

  最高気温 最低気温 平均気温 降水量
2001年11月
2002年11月
21.6℃(11/2)
19.5℃(11/12)
2.0℃(11/28)
0.9℃(11/10)
11.7℃
9.8℃
153.3ミリ
30.7ミリ

教育農場の12月の主な作業予定

★花壇・プランター手入れ---冬はパンジーを中心に耐寒性のある草花を植えています。花壇の冬の姿もお楽しみ下さい。
★ムギワラギク、センニチコウの片づけ---今年は寒さが早く来たので、例年より早く枯れました。
★学食へ野菜の出荷---多摩キャンパス産のジャガイモ、ダイコンなどが学食のメニューに登場する予定です。お見逃しなく!

12月の生活園芸の授業

「生活園芸 I」では、毎週ラデッシュ、コカブ、チンゲンサイ、サニーレタスの間引きと収穫を行っています。今月最後の実習でハクサイ、ダイコンが収穫できるかもしれません。重いので一度に持ち帰るのはたいへんそう・・・。でもすでに、とれた野菜で鍋をする計画を立てている学生もいます。
「生活園芸 II」の農場では、コマツナ、キョウナ、ルッコラ、ホウレンソウなどを収穫しています。葉もののおいしい季節ですね。
花壇も冬~早春の草花に衣替えです。また、春に咲く草花のポット上げをして来春に備えます。

植物の冬籠もり(ロゼット)

タンポポやオオバコのように、茎がほとんど伸びず、葉が地際で放射線状に広がっている状態を、ロゼットといいます。春に茎が伸びて背が高くなるヒメジオンやナズナなども、冬の寒い間はロゼット化しています。そして寒さに当たって花芽が分化し、春暖かくなると花茎が伸びて開花するのです。
ロゼットは互いに重ならないように葉を出すことで、十分な太陽の光を受けることができる形です。この葉の形状が、ちょうどバラの花が開いた様子に似ているところから、ローズ→ロゼットと言われます。
「生活園芸 I」で栽培しているホウレンソウ、ダイコンも冬の間ロゼットで過ごし、春には薹が立ち(花茎が伸びて)花が咲き、種子をつけます。今は結球しているハクサイも、3月に黄色い花を咲かせます。ハクサイの花も菜の花です。(菊地牧恵)

春の七草

皆さん、春の七草をご存じでしょうか?正月の七日に七草粥に入れる若葉のことをいいます。旬が失われつつある今、一年中同じ野菜が食べられますが、昔は七 草粥によって、冬に不足しがちなビタミンなど青菜を食べて補給することは健康のために大切なことでした。そして今でも、一年の無病息災を願う習慣として続 いています。
七草の種類は地方により異なり、その地方で摘めるものを七種摘んでいたようです。現在春の七草と呼ばれているのは、主として京都付近で摘まれていた七種だといわれています。

  • せり:田の畦、小川の岸など湿った所に群生する
  • なずな(ペンペングサ):畑や道傍に多い
  • おぎょう(ハハコグサ):田や路傍などに生える
  • はこべら(ハコベ):草地や畑に多い
  • ほとけのざ(コオニタビラコ):田の畦に多い
  • すずな(カブ):畑で栽培(「生活園芸 I」でも作っています)
  • すずしろ(ダイコン):畑で栽培(「生活園芸 I」でも作っています)

これぞ七草。ぜひ、春の七草を見つけてみてください。

(成田ゆりえ)