恵泉女学園大学

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教育農場・園芸

草花を身近に!

 今年は「生活園芸Ⅰ」の授業の一環として「恵泉草花検定5級」が行なわれました。草花の写真を見て、名前を答える本学独自の検定です。5級は、春季20種、夏秋季20種、合計40種が出題されます。事前に、出題される草花のリストが配布され、授業の中でスライドを用いて教員がひとつひとつ紹介しました。
花の名前を知っているかどうか、スタートラインは人それぞれ。リストに載っている草花を、見たことも聞いたこともない学生もいたようです。

 いよいよ、草花検定の日が来ました。真剣な表情で受験していましたが、結果はどうだったでしょうか?
草花検定を行った授業の開始前、ある学生がおもむろに袋から小さな紙を取り出し見ていました。よく見ると、小さな写真の裏に花の名前が書いてありました。新手の勉強方法で検定の準備をしてきたようです。これにはスタッフも皆、驚き、感心し、思わず写真におさめてしまいました。

今回の草花検定を通して、こんな学生が増えたのではないかと期待しています。
*この花、見たことあるけど、名前は知らなかった。
*花について、関心も知識もゼロだったけれど、名前を覚えて親しみがわいた。
*花壇を見て、名前は覚えていなくても「草花検定に出ていた花だ!」と気付くようになった。
*気が付いたら、友達と草花検定の話をしていた。

等など、草花を身近に感じる入口に立てたのではないでしょうか。
検定に向けて、写真を見ながら名前を覚えた学生も多いと思いますが、ぜひ身近なところにある花壇で、本物の花を見て欲しいものです。

今回、合格した人はステップアップを!
惜しくも、不合格だった学生は再チャレンジして、草花と仲よくなってください♡
人と人とも、仲良くなるにはまずは名前を覚えるところから!

「恵泉草花検定」についてはこちら↓
http://www.keisen.ac.jp/extension/research/gardening/examination/kusabana/

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