担当者:片倉 芳雄 谷本 寿男
このプログラムは、FSという現場での実体験を通して、インドネシアにおける環境と開発にかかわる種々の課題を学ぶ機会を提供するものです。
春学期の「社会調査方法論I」では、インドネシア、開発、環境という大きなテーマのもとで、バナナ、コーヒー、マングローブ、サンゴ礁といった現場で実体験する具体的な課題についてグループ学習を行い、合わせてインドネシア語の簡単な会話の取得も行います。9月上旬からのフィールドスタディIでは、バリ島およびロンボク島において環境と開発にかかわるいくつかの課題を有している現場を訪問し、実体験を行います。そして、秋学期のフィールドスタディVIでは、フィールドスタディIで得られた成果のとりまとめや発表の機会を通じて、現場での学びへの付加価値づけを目指します。
なお、フィールドスタディIで訪れるロンボク島において、このFSを担当する2名の教員が現場にある資源(材料)を活用した有機肥料作りを行っており、この有機肥料作りも体験していただきます。
2011年度の夏休み後半(9月4日から9月15日を予定)の12日間
(イスラム教の断食が8月1日から予定されている関係から)
10名程度
19万円程度(航空運賃11万円、7000円/日、但し、任意海外旅行傷害保険や入国ビザ代など個人的経費を除く)
成田集合・発、バリ着
バリ島で活動
(1)バナナ繊維から紙作り、バリ料理とバリダンス、(2)竹炭石鹸作りと棚田のトレッキング、(3)コーヒーの摘み取りと竹かご作りなど
ロンボック島で活動
(1)熱帯雨林のトレッキング、(2)マングローブ林内散策と植林、サンゴ礁探索と植え付け、(3)草木染と伝統織物など
ロンボク島活動後、夕方バリに異動
深夜バリ発、成田着・解散
「ゴム共和国インドネシア」小牧利寿著(購入不要)
「指差し会話帳インドネシア」武部洋子著(出来れば購入されたい)
標高1000mの高地で宿泊するため寒さ対策、および海岸で活動するため暑さ・日焼け対策