恵泉女学園大学

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フィールドスタディ

バングラデシュ

バングラデシュの案内

担当者:大橋正明

目的

第三世界の貧困や環境悪化に苦しむ人々に対して、何か手助けをしたいと考えている人は多い。しかし貧困や環境の問題は、簡単に解決できるような単純な問題ではない。手助けをすることによって、逆に問題の本質が隠蔽される、あるいは問題がより深刻化する場合も少なくない。本短期FSは、2年生以上向けの科目「国際開発論」及び「社会開発論」で学んだ問題や理論を、現場で現実に触れることで確かめ、理解や考えを深める機会を提供する事を目指している。具体的には後発開発途上国(LDC)であるバングラデシュで、日本のNGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」が支援する現地NGO等が実施している、農村や都市での活動現場を訪問する。

計画

実施時期と期間

2011年12月の冬休みの10日間程度

参加人数

10人程度

参加費用

航空券14~17万円程度、現地費用3~4万円程度

スケジュール案

(1)東京発、バンコク市内宿泊(バンコク宿泊しない場合もあります)
(2)バンコク発、ダッカ着、オリエンテーションと周辺散歩、民族服購入など
(3)ダッカ市内でスラム、難民キャンプ、ストリートチルドレンか働く子ども支援のNGO訪問など
(4)ダッカ発、農村開発の現地NGO訪問、農村に滞在
(5)農村に滞在して、現地NGOの活動見学、村の学校訪問、村人の家にミニステーなど
(6)前日と同じ。文化の夕べで、村人などと交流
(7)農村発、途中で文化遺跡などに立ち寄り、ダッカ帰着
(8)ダッカ市内の見学
(9)ダッカ出発、バンコク着、発
(10)朝、成田帰着

参加資格
  • 優先するのは、「国際開発論」、「社会開発論」、「ヒンディー語」の履修者
  • お断りするのは、観光気分、物見遊山の人
  • 望むのは、健康で、どこでも寝られる者、英語で日常会話が出来る者、辛いインド料理が食べられる者、暑さに負けない者、物事に積極的に関心を持つ者

テキスト

大橋正明・村山真弓共編著、『バングラデシュを知るための60章(第二版)、明石書店』他

成績評価方法

現地での観察態度や度合い、各人のテーマに関するレポートの出来具合、事後の報告書作りなどの参加過程等を総合的に勘案。