恵泉女学園大学

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フィールドスタディ

フィリピン

砂糖とバナナのフェア・トレード -女性が出稼ぎに行かなくても良い村づくりは可能か?

担当者:堀 芳枝

目的

フィリピンは、なぜ貧しくて女性が海外に出稼ぎに行くのか、日本人の父親と離れて暮らす子どもの気持ちは?フェア・トレードっていいことなの?について一緒に考えます。

<フェア・トレード・農村・有機農業>

(1)日本の生協にも卸している、砂糖とバナナのフェア・トレードの生産・加工の現場を訪問し、生産者にとってのフェア・トレードとは何かを考える。
(2)フィリピンの貧困や格差の根底にある大土地所有制度の実態を理解するために、NGOの協力を得ながら大地主から農地を取って自立しようとしている村を訪問
(3)有機農業を若者に普及するために作ったカネシゲ・ファームを訪問し、フィリピン人の若者と交流&ワークショップ

<フィリピンの女性や子どもの問題>

(4)海外に出稼ぎに行った女性たちから、体験談を聞く
(5)日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子ども、日比国際児に会って、インタビューをする

計画

実施時期と期間

秋学期に社会調査方法論履修、実施は2012年2月(7-8日程度)
→就職の面接はまだ本格的に始まってないので、3年生でも参加可能

参加人数

最大12名くらい

参加費用

13万円程度

※農村スティありますが、ホテルは海辺・食事は美味しいので心配しないで下さい

参加資格
  • 健康で、野菜、鶏肉、魚、を食べることができる人
  • どこでも眠れる人(農村に1-2泊滞在します)

テキスト

市橋秀夫『フェア・トレード‐公正なる貿易を求めて』新評論、1998年。
大橋成子『ネグロス・マイ・ラブ』めこん、2005年
堀芳枝『内発的民主主義への一考察‐フィリピンの農地改革における政府、NGO、住民組織』国際書院、2005年。