恵泉女学園大学

MENU
フィールドスタディ

インドネシア

環境と開発を現場で学ぶ

担当者:片倉 芳雄 谷本 寿男

目的

このプログラムは、FSという現場での実体験を通じて、インドネシアにおける環境と開発にかかわる種々の課題を学ぶ機会を提供するものです。
春学期の「社会調査方法論Ⅰ」では、インドネシア、開発、環境という大きなテーマ、さらにマングローブ、竹、サンゴ礁といった現場で実体験する具体的な課題についてグループ学習を行い、合わせてインドネシア語の簡単な会話の取得も行います。7月下旬からのフィールドスタディⅠでは、バリ島およびロンボック島において環境と開発にかかわるいくつかの課題の現場を訪問し、見学と体験を行います。そして、秋学期のフィールドスタディⅥでは、フィールドスタディⅠで得られた成果の取りまとめや発表の機会を通じて、現場で学びの付加価値づけを目指します。
なお、フィールドスタディⅠで訪れるロンボック島において、このFSを担当する2名の教員が現場にある資源(材料)を活用した有機肥料作りを行っており、この有機肥料作りも体験していただきます。

計画

実施時期と期間

2010年度の夏休み前半(7月28日から8月8日を予定)の12日間

参加人数

10名程度

参加費用

18万円程度(任意海外旅行傷害保険や入国ビザ代など個人的経費を除く)

スケジュール案

1日目

成田集合・発、バリ着

2-6日目

バリ島で活動
(1)バナナ繊維から紙作り、(2)竹炭焼き・炭石鹸作り、(3)ホームスティと竹かご作り、子どもたちとの交流など、(4)伝統文化の探索

7-10日目

ロンボック島で活動
(1)熱帯林のトレッキング、(2)伝統農法の体験、(3)マングローブ林内散策と植林、(4)サンゴ礁探索と植え付け、草木染めに挑戦、(5)バナナ林のトレッキング

11日目

ロンボック島観光後、夕方バリに異動

12日目

深夜バリ発、成田着・解散

参加資格
  • 健康で、インドネシアの人々と同じ目線でしゃべり、活動できること
  • FS期間中のみならず、社会調査方法論Ⅰ、フィールドスタディⅥのすべての期間に、グループ活動できること
  • インドネシア語の簡単な会話が出来ること
  • 環境や開発に興味があること

テキスト

「ゴム共和国インドネシア」小牧利寿著(購入不要)
「旅の指差し会話帳インドネシア」武部洋子著(出来れば購入されたい)

留意点

標高1000mの高地での宿泊のための寒さ対策および海岸での活動のための暑さ・日焼け対策