担当者:大橋 正明(人間社会学部国際社会学科、人間社会コース)
科目名:社会調査方法論 I (バングラデシュ)
フィールドスタディ I (バングラデシュ)
フィールドスタディ VI
「途上国」と呼ばれる国々で貧困の諸問題や紛争、環境悪化などに苦しむ人々に対して、何か手助けをしたいと望む恵泉生は少なくない。しかし貧困や環境問題は、学生の手助けで簡単に解決できる問題ではない。援助によって問題の本質や構造が隠されたり、問題が深刻化する場合も少なくない。本スタディは2年生以上向けの科目「国際開発論」及び「社会開発論」での倫理的学習を土台として、そこで学んだ問題や課題について、現場で現実に触れることで深く捉え返し、自らの問題や課題とする機会を提供する事が目的である。具体的には、バングラデシュに赴き、現地もしくは日本のNGOが支援するNGO等の都市と農村での活動現場を訪問する。
2008年12月の冬休みに入ってすぐの10日間程度
少ないほうが望ましい。12~15名が最大
小遣いを除き、18万円程度
東京発、バンコク着(直通する場合もあります)
バングラデシュの首都ダッカ到着、ガイダンス、周辺散策
ダッカ市内見学(歴史的建築物、市場、記念碑、スラム、ストリートチルドレン等)
農村訪問(現地もしくは日本の開発NGOのプロジェクト他)
ダッカ市内見学(2日目と同様)
ダッカ、バンコク経由
朝、東京着
バングラデシュの総選挙が12月に予定されており、その関係で現地の政治・社会状況が不安定な場合は、インドの西ベンガル州に行き先を変更します。この最終決定は9月末になりますので、講義登録後となります。なお希望が強ければ、また情勢が許すなら、上記日程を少し延長し、バングラデシュとインドの両方もありえますが、この場合費用が3~4万円ほど増えます。
『バングラデシュを知るための60章』(明石書店) 大橋正明・村山真弓【編著】