担当者:松村 正治(人間社会学部人間環境学科)
科目名:「社会調査方法論 I (沖縄)」
「フィールドスタディ I (沖縄)」
私たちが抱く沖縄のイメージとは、どのようなものでしょうか?リゾート、癒し、長寿、戦跡、米軍基地・・・。こうしたイメージは、沖縄の一面を代表していますが、同時に、ほかの面を見えなくさせてしまってもいます。また、沖縄といっても、沖縄本島と今回訪ねる八重山地方では、自然も社会も大きく異なっています。現実は、私たちの貧しいイメージよりも、複雑で、多面的で、流動的です。だからこそ、行ってみる価値があるのだと思います。
このプログラムでは、沖縄八重山諸島を訪ね、島人からみえる生活世界にふれることで、地域の環境と開発のバランスをどのようにすべきかを悩みます。
「社会調査方法論I」では、沖縄の、あるいは八重山諸島の自然、社会、文化などを広く学びながら、参加者の問題意識を鋭くしてもらいます。
2006年9月
10日程度
約10名
約18万円以下
1.石垣島...戦争マラリア、新石垣空港建設問題、サンゴ礁の再生
2.竹富島...歴史的町並み保存、聖域(御嶽)
3.小浜島...リゾート開発、サトウキビ生産、藍染
4.西表島...マングローブ林の保護、エコツーリズム
詳細は、後日お知らせしますが、キーパーソンから一方向に話を聞くだけでなく、話し合いをしたり、また学生自らが体験できるプログラムにする予定です。
団体行動ができること。暑い中でも身体を動かせること。社会調査方法論 I で十分に事前学習すること。
必要に応じて、指示します。