恵泉女学園大学

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フィールドスタディ

ドイツ・オランダ

ヨーロッパの宗教と音楽

担当者:川島 堅二(人間社会学部)、関本恵美子(人文学部)
科目名:「社会調査方法論 I (ドイツ・オランダ)」
「フィールドスタディ I (ドイツ・オランダ)」

目的

《ユダヤ教とキリスト教・迫害と抵抗》世界最古の宗教の一つであるユダヤ教とユダヤ人の歴史、特に第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺とそれに抵抗したキリスト教の牧師や神学者たちの思想や実践を、当時の強制収容所跡やアンネ・フランクの隠れ家など、ゆかりの地を訪れることで学ぶ。《教会音楽とパイプオルガン・歴史と現在》ドイツでは楽聖バッハの町ライプツィヒを、オランダでは大学チャペルのパイプオルガンを製作したライル社の工房を訪ね、パイプオルガン製作の現場を見学して、教会音楽の過去と現在を学ぶ。さらにオランダ国内の歴史的オルガン(300~500年前に製作)を所有する教会を訪ね、現地で演奏をしていただき、それに合わせていくつかの讃美歌を歌う実習により、会衆賛美の歴史的変容を学ぶ。

計画

実施期間

2006年8月30日~9月8日(現地8泊)

参加人数

20人

費用

28万円前後
(原油高騰による航空運賃値上がりを見込んでいるが、今後の状況により変動あり)

スケジュール

第1日 成田発 ベルリンへ
第2日 ベルリン、ヴァンゼー記念館、ユダヤ人強制収容所跡等の見学
第3日 ベルリン、抵抗博物館、ユダヤ人犠牲者記念館、ユダヤ博物館見学
第4日 ベルリン自由観光(博物館島、教会訪問他)
第5日 ライプツィヒ、バッハ博物館、聖トーマス教会見学
第6日 ベルリンより空路アムステルダムへ、アンネ・フランクの隠れ家見学
第7日 〈午前〉アムステルダム自由観光 〈午後〉バスでヘールデへ移動ライル兄弟オルガン製作所見学
第8日 フローニンゲン、オルガン見学実習
第9日 アムステルダム発 成田へ
第10日 成田着

参加資格

キリスト教や宗教音楽に強い関心を有する者

テキスト

フランクル『夜と霧』(みすず書房)、『アンネの日記』(新潮文庫)他

参考文献

小林 義武(監修)『J.S.バッハ』全4巻(東京書籍)他