担当者:大橋 正明
(人間社会学部国際社会学科、人間社会コース)
科目名:「社会調査方法論I(バングラデシュ)」
「フィールドスタディI(バングラデシュ)
このフィールドスタディは、国際開発論、社会開発論、そして社会調査方法論I等で学ぶことを、現場で確かめるためのものです。
グローバル化が進むと、貧しい人と豊かな人の格差が一層広がることがはっきりしてきました。貧しい国々で、貧困や環境悪化に苦しむ人たちの問題は、より深刻化しています。私たちも日本政府も国連も援助をしていますが、こうした問題は一向に解決しません。私たちは素直な気持ちから、こういった問題に苦しむ人たちを援助したいと願い、募金などを通じて援助に参加していますが、援助が問題を解決しないのはどうしてなのでしょうか?このバングラデシュへの旅は、貴方が現実に直接触れて、その疑問の答えを探るものです。具体的には、喧騒に満ちた都会でストリートチルドレンと交わったり、緑豊かに暮らす農村の人々の生活を体験したり、ベンガルの歴史や文化に触れます。具体的には、バングラデシュで活躍する日本のNGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」と現地のNGOが実施するプロジェクトを見学するほか、歴史遺産などを訪ねます。
2006年度夏休みの初め(7月の試験終了時から7月末を予定)
10日間前後
最大で15名
2005年度実績で、18万円ほど(個人的費用を除く)
1日 東京発、タイのバンコク泊(直通の場合もあります)
2日 バングラデシュ着、オリエンテーション
3日 ダッカ市内巡り
4日 農村に移動し、シャプラニールの活動見学
5日 シャプラニールの活動見学
6日 ダッカに戻る
7日 ダッカからチッタゴン市に空路で移動
8日 チッタゴンのNGOの活動見学
9日 チッタゴンからダッカにバスで移動。途中で数箇所を見学
10日 ダッカ市内見物と買い物(直通の場合はこの日の夜出発し、翌朝帰国)
11日 ダッカ発、バンコク経由で帰国(翌朝着)
「バングラデシュを知るための60章」(明石書店)他