
2008年6月の教育農場
今年は梅雨入りが早く、雨でサトイモの植え付けが延期になったクラスもありました。そこで、園芸の授業時間は雨が降りませんように・・・と、てるてる坊主をつるしました。
これからは気温が高くなるので、一雨ごとに雑草もぐんぐん伸びます。教育農場では、除草と同時に敷き草をして、雑草が生えるのを防いでいます。敷き草の材料は、地元の造園会社の方が刈り込んだ草を譲り受けています。草は私たちがもらわなければ、ゴミになってしまいますが、農場に敷くことで最終的には土に還ります。教育農場では、地域資源の循環といった観点からも、刈草を有効に使っていきたいと考えています。
さて、いよいよキュウリの収穫が始まりました。キュウリはあっと言う間に大きくなるので、週に一回の授業では採りきれません。学生は授業時間外にも、農場へ収穫に行くことになるでしょう。採りに行かないと、一週間後には巨大キュウリになります。でも、それはそれで、ズッキーニのように肉詰め料理にして、おいしくいただくことができます。