恵泉女学園大学

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資格

卒業生インタビュー

日本語教員は楽しくやりがいがある仕事です。

写真:志賀 里美さん
志賀 里美さん

恵泉女学園大学大学院人文学研究科
文化共生専攻1年
(主専攻・恵泉女学園大学人文学部
日本語日本文化学科2002年卒業)

志賀さんは卒業後、一旦企業に就職してから、韓国の語学学校で教鞭をとることになった方ですが、それはなぜなのか、とても気になります。
日本語教員養成課程は教育実習が必須なんです。現場で先生方の授業を拝見して、その教え方のうまさに感動して、いつか自分もこんな風に授業をしてみたいってずっと思ってたんですが、その思いが段々と強くなってきて、ついに日本を飛び出してしまったという感じです。
ずいぶん大胆な行動のように思えますが、日本語教員のやりがいって何なのでしょう。
教壇に立ってみて感じたことなんですが、学習者の日本語力が伸びてきた時の達成感というか充実感というか、学習者が抱いている夢に対して少しでもお手伝いができたかなって感じる時が、日本語教員のやりがいを感じた時ですかね。
実生活では人の為に役立っているって感覚は中々ないですからね。では日本語教員のよい点、悪い点って何でしょう。
教えることを通していろんな人と接することができるし、日本人や日本について再発見できる点がいいですね。世界中どこででもできるし、一生続けていける点もいいですかね。悪い点は、あえていえば授業の準備が大変だという点ですかね。でもこれはすべての教職関係者にいえることだと思いますが。

なるほど、世界中どこででもできる仕事ってないですよね。今日はお忙しい中ありがとうございました。いかがでしたか、皆さん。参考になりましたか?
皆さんも是非トライしてみて下さい。

やりたいことがあったら、くよくよ考えないで、ともかく飛び込んでみる。

写真:尾堂 由実さん
尾堂 由実さん

青山国際教育学院、ダイナミック
ビジネスカレッジ 非常勤講師
(副専攻・恵泉女学園大学人文学部
英米文化学科2007年卒業)

卒業して仕事が始まりましたが、どうですか?
まだ仕事を始めて10日ぐらいしか経っていないのですが、全然思い通りにいかないですね。でも、学生が、熱心に授業を聞いてくれるのがうれしいです。最初は一方的に私が話してしまっていたのですが、最近はやり取りがうまくできるようになりました。また、学生ができるようになっていく変化が見られるのも楽しいです。でも逆に、それが不安でもあります。できなかったら、私のせいだということになりますから。ですから授業の準備をしっかりするようにしています。
今後どんな先生を目指していきたいですか?
実習のときとは違って、先生になると厳しい目で見られます。私がしっかりしていないと学生が認めてくれないので、プロ意識が必要だと感じています。今は文型を教えるだけで精一杯なんですが、もっと学生の生活に生かせるような授業を展開していけたらいいなと思っています。後は、学生に信頼されるような教師になりたいです。この先生に任せておけば大丈夫だ、と言ってもらえるようにがんばります。
日本語教師に関心がある人にメッセージを。
私は、「おもしろそうだから」と、何も考えずに、この未知の世界に飛び込んだのですが、やってみて、わかってくることがとても多いです。だから、もし興味があったら、くよくよ考えず、ともかく飛び込んでみるといいのではないでしょうか。そこから、道が開けていくのだと思います。