私たちはいつからこれほどまでに「白い」「よい匂い」「清潔」etc.にこだわるようになったのだろう。用途別に様々な洗剤類が存在し、結果として台所や浴室などにそれぞれ違う洗剤が並ぶ。この問題はかなり以前から指摘されているのに状況は変わらないどころか、より「特殊な」洗剤(例えば部屋干し用とか)が登場しているのが現実である。著者は無添加石鹸があれば十分と主張する。 (M)