恵泉女学園大学

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本学について

2007年8月

2年連続で嬉しいニュース!-「生活園芸」が「2007年度・特色GP」に採択されました-

恵泉女学園大学の「生活園芸」はとてもユニークです!そのユニークな教育が文部科学省によっても認められました。
受験生の皆さん、ぜひともオープンキャンパスにおでかけください。
恵泉の教育農場で大地にふれて、「いのち」と「自然」を体感してみましょう!
そして、来年は「いのち」を一緒に育てて見ませんか? 
「いのち」を「味わって」みませんか?

実は、文部科学省から、つい数日前にとても嬉しいニュースが発表されました(2007年8月6日付)。私たち教職員・学生一同は、大きな喜びに満たされています。
それは、文部科学省の2007年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に申請していた恵泉女学園大学の取組が、昨年度の「専門性をもった教養教育としての体験学習」に引き続き今年度も採択されたからなのです。
今年度に選定されたテーマは、「教養教育としての生活園芸」ですが、本学所有の教育農場での有機園芸による「いのちを育む」体験を通して、共生、循環、多様性を実感させ、これを生活の中で実践・展開できる「持続可能な環境と社会を担う市民」を育てる活動を行い、豊かな人間性を養う「いのちの教育」をしていることなどが高い評価を受けました。
本学では、恵泉女学園の建学の精神ともいえる「聖書」「国際」「園芸」の三本の柱を人間教育の基盤にしてきましたが、そのうちの2つのテーマ「国際」と「園芸」によって本学の取り組みが2年連続して「特色GP」に採択されたというのは、本当に嬉しいことです。
来年には、創立20周年の記念の年を迎えますが、その間、教職員、学生の皆さん方が蓄積してきた着実な恵泉女学園大学教育の努力が大きな実を結びつつあるのです。
昨年度の採択の折に(2006年8月の学長便り)、「特色GP」の内容について書いておきましたように、文部科学省は、その趣旨について「特色ある優れたものを選定し、選定された事例を広く社会に情報提供することで、今後の高等教育の改善に活用する」としています。
文部科学省の発表によれば、今回は、全国の国公私立大学の331校が申請し、選定されたのは52校でした(選定率は15.7%)。しかし、このうち私立大学(学士課程)の申請件数は、166件で、ヒヤリングには、38大学が選ばれ、最終的に選定されたのは21大学でした。恵泉はこの中に入りました。
このような、難関を突破して恵泉女学園大学の「生活園芸」が特色GPに選定されるに至ったことを心から喜び、私たちの取り組みの事例を広く社会に情報提供し、特に多摩市・地域社会との関係を更に一層新たな構想で展開して行きたいと計画しています。
1929年創設以降の、恵泉女学園初代学園長・河井道先生による教育の柱である「聖書」「国際」「園芸」を学ぶことに基礎付けられた建学の精神を継承・発展させ、個性を豊かに伸す「いのちの教育」としての「生活園芸」を実践する大学としての教育的・社会的な喜びと責任を感じております。
私たちは、「2007年度・特色GP」に選定されたことを契機に、教職員・学生こぞって更に一層の努力を重ね、その大きな課題に挑戦し、責任を果たしていきたいと願っています。
関係者の皆様の御支援に心から御礼を申しあげますとともに、今後も何とぞ宜しくお導きたまわりたく、御願い申し上げます。

大学キャンパスに隣接する教育農場にて
大学キャンパスに隣接する教育農場にて