恵泉女学園大学

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本学について

2006年8月

本年8月4日、私たちにとってたいへんに嬉しいニュースがもたらされました。
それは私たちの大学が文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定されたという知らせでした。
文部科学省による本プログラムの趣旨は「大学教育の改善に資する種々の取組みのうち、特色ある優れたものを選定し、選定された事例を広く社会に情報提供することで、今後の高等教育の改善に活用する」ということです。
本学は「教育方法の工夫改善を主とする取組」に応募し、全国111校の国公私立大学の中から17校の一つに選定されました。
「専門性をもった教養教育としての体験学習―社会的公正をグローバルに目指す市民の育成―」という本学の取り組みがこのように積極的に評価されたのは、本学での平和・開発・語学・環境・文化など、さまざまな教育カリキュラムと長年にわたる国の内外での体験学習(フィールドスタディ、コミュニティー・サービス・ラーニング等)を、恵泉女学園大学の教育理念に沿って展開するという試みが成果をあげてきたことを意味しています。
このプログラムを積極的に受け入れて熱心な協力支援体制をとって下さった海外諸国の大学や研究機関、NGOの皆さん方にも心から感謝申し上げたいと思います。
既に今夏もさまざまな海外研修プロジェクトが進行中ですし、間もなくタイでの研修プログラムも始まります。
特色ある大学教育の展開が社会的に求められている今、恵泉女学園大学は長年にわたるグローバルな大学教育・研修ネットワークを生かして、ますます個性ある豊かな人材育成のために尽くしていきたいと願っています。
今回の「特色GP」に本学が選定されたことを契機に、いよいよその社会的責任を自覚し、特色ある大学教育実現のために教職員、学生一同心を合わせ、力を尽くしたいと考えております。

学長からのメッセージ (2006年8月) 木村利人