花とみどりの見どころ

ハーブの「紅葉」 (2014.1.19)

2014年01月19日

タイムが寒さにあたって、きれいな銅葉色になりました。
「紅葉」というと落葉樹の葉が落葉前に赤くなることだそうです。タイムは常緑低木なのですが、広義にはこれも「紅葉」といってよいようです。

葉色が変化しても、耐寒性があるので多摩では放っておいて大丈夫ですが、植えたばかりの苗などは株周りを腐葉土やチップで覆えば防寒・霜除けになります。

◎タイム/Thymus
初夏、白や淡いピンク色の小花をつける。樹形によって木立性とほふく性があり、白や黄など斑入り品種もあるので、花壇の形や自分のイメージに合わせて選べる。ハチミツを採る蜜源植物。
料理や薬用に利用されるのはコモンタイム(Thymus vulgaris)。古代ギリシャでは「勇気、気品」の象徴とされた。和名「タチジャコウソウ」の名の通り、独特の香りがあり、乾燥、加熱しても香りが残るので煮込み料理にはよく使われる。オリーブオイルやビネガーに入れたり、バター、チーズ、パン生地に練り込んだりして爽やかな香りを楽しむ。

タイムの他、2008年にはウィンターセイボリーも綺麗な濃い紫色になりました。今年はまだ緑色の部分が残って、徐々に紫色になりつつある感じです。

◎ウィンターセイボリー/Satureja montana
茎が高さ50cmほどに立ち上がり、初夏に白花を穂状につける。ハーブ花壇のふちどりなどに。過湿を嫌うので、傾斜地や水はけのよい土地に植える。
近縁のサマーセイボリー(木立ハッカ)は一年草で、こちらの方が香りが良い。一般的に料理に使われるのはサマーセイボリー。タイムに似た香りで、さらに強い芳香と辛味がある。インゲンやエンドウなど豆料理との相性がよく、煮込み料理や牛、豚、マトンなど肉料理の臭み消し、サラミなどソーセージの香味料にも使われる。タイム同様、オイルやビネガーに漬けたり、バター、マヨネーズに練り込んでもよい。


・南仏地方のミックススパイス「エルブ・ド・プロバンス」は、タイム、セイボリーの他、セージ、ローズマリー、オレガノ、ローレル(月桂樹)、フェンネルなどの乾燥葉を同量ずつ合わせたもので、肉の下味につけソテーしたり、魚介のスープなどに使われます。


 ★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

冬、葉が赤くなったタイム(ほふく性)

冬のウィンターセイボリー(2008.1.27撮影)

夏場のタイム(2009.7.4撮影)

青々とした夏場のウィンターセイボリー(2013.7.2撮影)

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