花とみどりの見どころ

四季咲きアカシアが見頃です (2013.6.15)

2013年06月15日

一週間前にご紹介した四季咲きアカシアが見頃です。

黄色い花が遠くからも目立つので、よく名前を尋ねられます。
「アカシアです」と答えると、皆さん不思議そう。「アカシア」といえば、丸い葉っぱで白い房状の花を思い浮かべる方が多いようですが、これはニセアカシアのことで、和名はハリエンジュ(針槐)といいます。

「ニセ」なんて変な名前ですが、この種をさす学名(pseudoacacia)を直訳した呼び名だそうで、明治期に渡来した頃は、この花を「アカシア」と呼んでいたため、現在でも混同されているようです。

アカシア属の植物は約600種あり、主に南半球に分布しています。オーストラリアには、特にたくさんのアカシアの仲間があって、そのうちの1種(Acacia pycnantha)が国花と国樹になっているそうです。

グリーンライブセンターには、四季咲きアカシア(Acacia retinodesの他に、2月に咲く銀葉アカシア(Acacia baileyanaがあります。
また、アカシアは「ミモザ」とも呼ばれますが、これは明治時代に渡来した「フサアカシア」のフランスでの呼び名で、日本ではアカシア属の花全体の通称にもなっています。


ちなみに「ミモザ」という属名の植物は別にあって、オジギソウのことなのです。
ハリエンジュ、アカシア、オジギソウ、全てマメ科の植物です。


 ★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

遠くから見ると、黄色い霞(かすみ)のようです

黄色いポンポンのような花

まだ寒い時期に咲く銀葉アカシア(2009.2撮影)

ミモザ属というと、こちら「オジギソウ」のこと

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