GV活動日誌

多摩の雑木林を歩く初夏編「風薫る頃」

2018年07月20日

2018年に多摩グリーンボランティア森木会(しんぼくかい)が発行した
「多摩の雑木林を歩く」の冊子を見ながら、
実際に森木会がグリーンボランティア活動をする公園や緑地を歩いて
植物の観察をする講座が行われました。

今回は初夏編「風薫る頃」と題し、 清々しい多摩の雑木林に生息する植物を探しに
亀ヶ谷緑地、どんぐり山公園を経て、一本杉公園まで歩きます。

多摩グリーンボランティア森木会(しんぼくかい)は、多摩市内の公園緑地の雑木林の保全活動を行うために、2001年10月から、多摩市と協働して多摩市グリーンボランティア講座を行うところから活動を始め、2016年に15周年を迎えました。

15周年を迎えるに当たり、これまでの歩みを何かの形で残そうと、グリーンボランティア活動の成果である、雑木林で見られるみどり(植物・生物など)を多様な形で紹介しようと考え、検討を重ねた結果、2018年1月に「多摩の雑木林を歩く」を発行することが出来ました。
15年以上にわたる保全育成活動により、四季折々の植物をはじめ、生物類の多様性が豊かになった多摩の雑木林をぜひご覧いただこうと、今回の講座が企画されました。

今回は第1回、初夏の雑木林「風薫る頃」と題しましたが
風薫るどころか「風煮えたぎる」暑さの中、万全の暑さ対策をして出発しました。
移動はとにかく暑さとの戦いでしたが、雑木林を抜ける風は清々しくて、
何とも心地良かったです。

また今年は、季節が先行し早い時期に暑くなってしまったため
本来あるはずの植物が咲き終わってしまいましたが
代わりに、同行いただいた講師の方々のお話、熱意が感じられて良かったですね。

人は多分に、どれだけ大変だったか、どれだけ自分が頑張ったかを語りがちです。

しかし、今回の講師の方々はみな、
自分がどれだけ多摩の雑木林の自然を愛し、みどりに喜びを感じているか
だけを淡々と語った姿にすこし驚きました。

後輩の私は、先輩方を誇りに思い、自分も楽しみながら、このみどりを繋いでいこうと
改めて思いました。

次回は、10月14日(日)予定 「秋化粧」と題し、秋の和田緑地、なな山緑地へ向かいます。
ぜひご参加ください!よろしくお願いいたします。



亀ヶ谷緑地を散策します

続いてどんぐり山公園へ

一本杉公園でタマノカンアオイの群生を見ます

雑木林に対する思いを話します

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