ガーデンダイアリー

2015年9月5日 ~家具のメンテナンス講座~

2015年09月18日

9月5日(土)に、グリーンライブセンター開設25周年記念の「家具のメンテナンス講座」が開かれました。

当センターの木製家具の多くは、飛騨・高山にあるメーカー【オークヴィレッジ】のものです。昨年、一脚のイスが壊れたことから10数年振りに連絡を取り合い、今回の講座開催に結びつきました。

当日は、自由が丘ショールームの田中満治さんを講師に迎え、ライブホールの大きなテーブル3台の磨き直しに挑戦しました。

まずは、家具と木材についてのお話を伺いました。
家具に使われる木の種類のこと、自然に生えている木を家具にするまでの過程や加工のこと、ひとくちに「木製家具」といっても、一枚板から集成材、木の粉を固めたMDF、木目をプリントした合板まで様々だということなど。

次に、今まで講義で使っていたテーブルを屋外に出して実習です。
紙ヤスリで表面の塗装をきれいに落としていきます。少しこすると、きれいなナラ材の木肌が現れます。電動のサンダーも交互に使いながら、なるべく平らになるように、ほとんど手作業で行いました。

お昼を挟んで午後2時頃までやすりがけを行い、最後に木の呼吸を妨げない植物油ベースの塗料をひと塗り
。25年間使ってきた愛着のあるテーブルが、手触りもしっとりとやさしくお色直しできました。
受講者のみなさま、ありがとうございました。


オークヴィレッジの掲げる理念には、みどりの拠点である当センターもおおいに共感します。丁寧に作られた家具を、これからも大切に使っていきたいと思います。


オークヴィレッジの3つの理念

「100年かかって育った木は、100年使えるモノに」 長く使えるモノ作り
「お椀から建物まで」 暮らし全般に関わるモノ作り
「子ども一人、ドングリ一粒」 NPO法人「ドングリの会」による植林と保全活動


★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

テーブルを屋外に出して実習
(右から2人目が田中さん)

紙やすりで表面の塗装を落とします。生の木肌はきれいですね。

手作業で約3時間、
ひたすらヤスリがけ。

オイルを塗って完成です。
皆さん、達成感でいい笑顔!

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