多摩市の取り組み

多摩市立グリーンライブセンターは、「みどり豊かで快適なまちづくり」をめざし、都市の緑化を推進していくための拠点施設として平成2年に開設し、みどりに関する講座の開催及び緑化相談と啓発、みどりの保全活動を通じての人材育成、また、機関紙「緑の木陰から」による情報発信などみどりのさまざまな施策を通じて一定の成果を得てきました。
しかしながら、現下の行財政の中にあっては、市民の方々の多様なニーズの変化による趣味嗜好的な講座運営における費用対効果への対応など、市行財政の身の丈にあった施設運営が求められております。
また、一方でみどりの豊かさが常に9割以上の市民評価を得ている多摩市にとっては、市民とともにみどりの保全とその管理に取り組むテーマは、市のみどりの基本計画の基本方針の中でパートナーシップによるみどりの保全、育成、創出を進めるものとして位置づけられており、市民協働を推進している本市としても重要な施策でもあります。

このような状況の中、市は平成16年度から行財政再構築プランに基づき、多摩市立グリーンライブセンターの民間委託を含めた管理手法の見直しの検討を行い、平成19年度には、地元大学である恵泉女学園大学との運営に関する協議を始め、その後、多摩市グリーンボランティア連絡会が設立され、多様な主体との協議を進めてきました。
その結果、みどりのパートナーシップの更なる推進を目指すため、平成23年4月1日から市民協働指定事業として市と恵泉女学園大学及び多摩市グリーンボランティア連絡会との間において「多摩市立グリーンライブセンターの運営管理業務委託」を締結しました。
今回、多摩市、恵泉女学園大学、多摩市グリーンボランティア連絡会との三者による「多摩市立グリーンライブセンター連携推進協議会」を組織し、新たな多摩市立グリーンライブセンターの運営が始まりました。

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