花とみどりの見どころ

梅雨に向かって(2018.5.26)

2018年05月26日

梅雨入り前のこの季節、白い花が見頃です。

◎ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)
この時期、公園や住宅地などでも見られる花です。独特の香りと旺盛な繁殖力で、少し厄介者扱いされていますが、白い花は美しく、八重咲きや斑入り葉の品種もあります。古くから民間薬として利用され「十薬」の名があります。

◎アスチルベ(ユキノシタ科アスチルベ属)
アスチルベ属(チダケサシ属)の仲間は東アジアや北アフリカに分布し、日本にはチダケサシ(乳茸刺)、アワモリショウマ(泡盛升麻)など数種が自生します。こちらには、百葉箱脇の園芸品種(写真)の他、散策路にアカショウマが植えてあります。雨の中で咲く姿は風情があり、シェードガーデンにも向いています。

カシワバアジサイ(アジサイ科アジサイ属/旧ユキノシタ科)
北米東南部原産のノリウツギの仲間です。柏のような葉とトンガリ帽子のような花の形が特徴です。最近はピラミッドアジサイなどとともに、アメリカ原産のノリウツギの仲間がよく出回っています。ピンク色の品種もあります。

ユキノシタ(ユキノシタ科ユキノシタ属)
湿った岩陰などで見られる多年草です。白い小さな花が岩陰で輝くように咲き、愛らしいです。5枚の花弁のうち、下の2枚が長いのが特徴。この仲間の「大文字草」や「人字草」には、特徴的な花の形を文字に見立てた名が付いています。


★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

ドクダミ

アスチルベ

柏葉アジサイが咲き始めました

ユキノシタ

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