花とみどりの見どころ

実り (2014.8.27)

2014年08月27日

8月最後の週ですね。急に涼しくなって、夜には虫の鳴き声も聞こえるようになりました。

温室のマンゴーが黄色く色づいてきました(2ヶ月半前の様子はこちら)。
マンゴー(Mangifera indica)はウルシ科の常緑高木で、マレー半島を中心に西はインドやスリランカ、東はパプアニューギニアまで分布しています。ウルシの仲間ですから、ふれると手や口がかぶれる人もいるそうですよ。
マンゴー属の仲間は40種ほどありますが、本種Mangifera indicaがもっとも果肉の質が良く、さまざまな栽培品種が作られています。最近では、宮崎県の独自ブランド「太陽のタマゴ」という可愛い名前のものも出回っています。

熟して落ちてこないようにネットをかけました。これは黄色い皮の品種だと思うので、全体が黄色くなったら完熟なのかな。楽しみです。

その他、練馬区の花とみどりの相談所から譲り受けたミラクルフルーツ(Symsepalum dulficum)も、たくさん実をつけました。
こちらは西アフリカ原産のアカテツ科の常緑低木(原産地では高さ6mになるそうです。)。
ミラクリンという成分のおかげで、この実を食べた後に酸っぱいものを食べると、甘く感じる不思議な果物です。

屋外では、ハギの仲間(メドハギやヤブハギ、ヤマハギなど)が咲いて、ゴーヤは黄色く色づいています。
来週はまた暑くなるそうですが、一歩ずつ秋に向かっていますね。


 ★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

マンゴー。黄色く色づきました

ミラクルフルーツもたくさんなりました

メドハギ

黄色くなったゴーヤ。なんだかコミカルですね

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