GV活動日誌

第5回 花と和菓子講座を開催しました。(2013.09.01)

2013年09月01日

花と和菓子講座を開催しました。

第5回は季節の和菓子は名人特製の「ブルーベリーどら焼き」、上生菓子は「名月・萩・桔梗」です。

昔から秋が月を見るのに良い季節とされてきました。旧暦で秋である7月から9月のちょうど真ん中の日が8月15日で、「中秋の名月」と呼び、月をめでることにしたといわれています。

多摩市でよく見られるハギは、公園や団地のよく陽の当たる所に植えられている木本のミヤギノハギ(ナツハギ)、桜ヶ丘公園の雑木林の中に咲くヤマハギやマルバハギ、種が盗人の足跡に似ている草本のヌスビトハギ、ヤブハギ、二葉のナンテンハギ(フタバハギ)それに法面や荒地に生えるメドハギなどがあります。一般にハギというとヤマハギのことをいいます。
桔梗は多年生草本植物で、日本全土の山野の日当たりの良い所に生育しています。万葉集の中で秋の七草として歌われている朝顔の花は桔梗のことです。
桔梗の根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されています。生薬としては、根が太く、内部が充実し、えぐ味の強いものが良品とされています。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われます。

今回は材料の都合により、桔梗の代わりに、ナデシコとキンギョクを作りました。

・自然と植物のお話 峰岸久雄氏 (みどりと暮らしの設計工房)
・和菓子の指導    皆川和夫氏 (テレビチャンピオンの初代和菓子名人)

次回は10月6日(日)、「栗蒸羊羹」と「稲穂・銀杏・菊」です。お楽しみに。

上生菓子の制作風景です。

どら焼きの生地を焼いているところ。

中身は、餡と生のブルーベリー、生クリームです。

左が上生菓子、右はブルーベリーどら焼きです。

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