GV活動日誌

花と和菓子 第10回「桜餅・桜・菜の花・水面」(2013.3.3)

2013年03月03日

第10回花と和菓子講座を開催いたしました。

今日は雛祭りということもあり、親子連れで参加いただいた方もいらっしゃいました。

作るお菓子は雛祭りに合わせて「桜餅」・上生菓子は「桜・菜の花・水面」です。

桜餅は道明寺粉を蒸して作った餅で餡を包んだ「道明寺」と、
小麦粉や上新粉などで作った生地を焼いた皮で餡を包む「長命寺」の2種類に挑戦しました。
どちらも塩漬けにされた桜の葉で包んで仕上げます。

桜餅は日本各地ごとに異なった形態をしたお菓子です。
関東地方・東北地方の太平洋側・山陰地方の一部では「長命寺」が伝わり、
近畿地方・北陸地方・東北地方の日本海側・北海道では「道明寺」が伝わったそうです。
そのため、関東地方では「長命寺」を「桜餅」と呼び、「道明寺」は「道明寺」と呼ばれています。








上生菓子(練り切り)は桜の木型を使い作る「桜」と、餡に細かくした黄色と黄緑色の練り切りをまぶして作る「菜の花」。
水色と白の練り切りに木型で波の模様をつけ、桜の花びらを散らせた「水面」の3種類を作りました。

どれも春らしい色合いの作品が並びました。

次回は4月7日(日) 25年度第1回目となります。
季節の和菓子は「柏餅」、上生菓子は「菖蒲・水芭蕉・鈴蘭」です。お楽しみに!

・自然と植物のお話 峰岸久雄氏 (みどりと暮らしの設計工房)
・和菓子の指導    皆川和夫氏 (テレビチャンピオンの初代和菓子名人)

各テーブルには花桃が飾られ、華やいだ雰囲気の中、自然のついてのお話から始まりました。

「長命寺」の皮を焼いているところです。

「菜の花」の作成風景。

左から水面・桜・桜餅2種・菜の花です。

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