ガーデンダイアリー

2015年11月21日 ~多摩のめかいづくり講座~

2015年11月21日

10月30日から5回シリーズで開講した「多摩のめかいづくり講座」が、本日無事終了しました。

「めかい(目籠)」とは、江戸時代から多摩市域に自生する篠竹を利用して作られていた竹かごです。
講座では、実際に和田のなな山緑地で篠竹を採取するところから体験し、直径25cmほどのめかいを編み上げました。
(「多摩のめかいづくり講座」のカリキュラムなど、詳しくはこらち)

最終日の今日は、編み上げてきためかいの縁を巻く処理をして完成。その後、恵泉女学園大学の篠田真理子先生から多摩のめかいの歴史をうかがったり、めかい講師の菊池富士江先生からめかいの使い方などをうかがいました。

最後に当センター自慢のオーガニックコーヒーとクッキーでほっとひと息つきながら、できあがった作品を見せ合いました。
皆さん初めてのめかい作り、おつかれさまでした。天然素材の竹で作ったかごは、日々使ううちに艶が出て、色合いが変わっていく楽しみがあります。これから、色々なものを入れて使って下さい。

【グリーンライブセンターとめかいの関わり
平成25年に多摩市の市民活動支援課主催の「多摩のめかいづくり講座
が、当センターで開催されたことがきっかけです。

「講座が終わった後も、めかいづくりを続けたいね」と、意気投合した修了生や
スタッフが「多摩めかいの会」というグループを作り、楽しく活動を続けています。

翌26年からは、当センターを運営している多摩市グリーンボランティア連絡会と多摩めかいの会が一緒になって「多摩のめかいづくり講座」を開催しています。
めかいの材料となる篠竹は、グリーンボランティアの活動フィールドである和田のなな山緑地で採取したり、めかいを通して自然の好きな方達が交流を深めています。
(多摩グリーンボランティア通信「多摩のめかいづくり講座」の記事)

大変人気のある講座で、今年も受付開始後1時間ほどで定員いっぱいとなりました。これだけ人気だと、来年もきっと開催されるのではないかなと思います。
また、多摩めかいの会は、月2回グリーンライブセンターに集まって、情報交換やめかい作りの活動をしています。興味のある方は見学もできますので、お問い合わせ下さい。


(虎竹という斑入りの竹でつくった竹細工の店「竹虎」のブログに、多摩のめかいのことが載っていました。写真入りで面白いです。



★★右の写真をクリックすると、大きな画像をご覧頂けます★★

多摩のめかい技法でつくられた「めかい」

講座終了後の説明。皆さんの手元にはできあがったかごが。

講座前に準備作業をする
スタッフ

筒状に編んだめかいで作った
クリスマスリース

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