ガーデンダイアリー

2015年5月21日 ~豊ヶ丘小6年生見学~

2015年05月23日

5月21日の午後、近所にある豊ヶ丘小学校の6年生約50人が訪れました。

以前は地域で使う薪を切り出す林だったもので、児童や先生、地域の人たちが自然に触れながらさまざまな活動をしています。(グリーンボランティアが、林の管理などのアドバイスを行っています)

この日は、学校林をフィールドに「植物を観察・保護したい」、「階段やベンチなどを作りたい」、「畑で野菜を作りたい」など、目的別のグループに分かれて見学。
緑化相談員や園芸スタッフ、市内の公園緑地で活動するグリーンボランティアのおじさん達と一緒に、庭を見て回ったり、質問したりしました。

「シュンランは、日向と日陰どちらが育ちやすいですか」
「学校林に置く、背もたれ付きのイスを作りたい」
「多摩の特産物(野菜)は何ですか」などなど、質問タイムもにぎやか。

こちらには、山野草の植えられた林や畑、花壇もありますし、自然の木を活かした『オークヴィレッジ』の家具などもありますので、いろいろ参考になったのではないでしょうか。

こんな風に地域の学校などと交流できたら、楽しいですね。また、遊びに来てください。



 豊ヶ丘小学校の西側斜面にある『豊小・学校林』は、多摩ニュータウンの大規模な開発の時にも手つかずのまま残された、とても貴重な樹木林です。学校林としては東京都内で最大の約7100㎡の広さがあります。
 以前は地域の人が使う薪(まき)を切り出す林として使われていました。現在も146本のコナラを中心とした雑木林になっています。地面には多摩丘陵では珍しくなってしまった植物も育ち、子どもたちが自然とふれ合いながら心を育てる場として、またアスレチック遊具による遊びを通して運動能力を培う場として大切な空間になっています。学校林は、地形や利用の仕方などから3つのゾーン(多様種ゾーン・雑木林ゾーン・アスレチックゾーン)に分けられています。

畑を前に、野菜の育て方などを聞きました
(画像を補正しています)

花壇の中に立つとドレスのように見える花壇。
説明を聞いて「なるほど~」

日陰の植物について、
緑化相談の先生に質問

ホールの家具を見ながら、説明してもらっています。「釘を1本も使っていないんだよ」「へぇー」

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