ゼミの活動 日本語日本文化学科

2018年05月01日  投稿者:4年本多玲奈さん ゼミ/授業名:4年山田ゼミ

皆さんこんにちは!4年山田ゼミです。

私たちは身近な日本語を使ってその歴史を研究しています。日本語というのは私たちが思っている以上に深く、面白いものです。

突然ですが、皆さんは「煮詰まる」という言葉をどう使いますか?「話し合いが煮詰まった」と使いますね。これは「結果がなかなか出てこない」という意味で使っていますね?ですが「煮詰まる」は本来、「結果が出そうな状態」という意味なのです。

今とは逆の意味ですよね!今の使い方は「行き詰る」と混在してしまっているということになります。

このように言葉は同じでも昔と今では使い方や意味に変化があるものや、意味はほとんど変わらないのに複数の言い方があるものが、実は日常会話の中にもたくさん含まれています。

例えばこんな文があったとします。

  • 「足が痛くて歩きにくい」
  • 「足が痛くて歩きづらい」

この「にくい」と「づらい」意味が違うのでしょうか...

どちらかに違和感がありますか?

私たちは昨年この「にくい」と「づらい」をゼミの中で研究し、その成果を恵泉祭でポスター展示しました。多くの方に足を運んでいただき、結果に納得してもらいました。ゼミメンバー全員で協力して作り上げたものを見てもらうことができ、非常に達成感のあるものでした。

この研究で一番苦労したのは答えを見つけ出すこと。大学では答えのない問題を調べ、考え、納得してもらえる答えを探すことが大事になってきます。それは大変なことですが、とても面白いことです。

このテーマで私たちなりに答えを出すことができたのは、ゼミのメンバー皆が一生懸命悩み、考え、議論をたくさん重ねられたからだと思います。一人だったらできなかったかもしれませんが、皆がいてくれたからできたのです。そして行き詰まったときに先生がくれたアドバイスが私達の背中を押してくれました。そんな面白さがゼミにはあるのです!

現在は卒業論文執筆に向けて各々でテーマ決めて作業を進めています。研究の途中経過を発表し合って意見や質問、先生からアドバイスをもらうことでより良い論文を書けるよう準備中です。

皆さんも気になる言葉を見つけて謎を解き明かしませんか?そして知らなかった人に教えてあげましょう!興味を持った方はぜひ一緒に恵泉で学びましょう!

担当教員:山田 昌裕

古典を勉強した人なら「係り結び」って法則を聞いたことがあると思います。「ぞ」「なむ」「や」「か」があると連体形、「こそ」があると已然形で文を結ぶという法則ですね。現代では一部の方言に残っているだけで消滅した法則です。いつ頃、どうして、どのように無くなってしまったのでしょうか。そんな文法的な事項に関して歴史的に研究する分野が日本語文法史という分野です。

山田 昌裕

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