恵泉生が「駅前花壇」をタネから育てた花でデザイン 社会園芸学科

2017年06月07日
 投稿者:社会園芸学科3年 舛田春菜子
 ゼミ/授業名:社会園芸実践

土づくりの様子。土の山をスコップで混ぜながら3往復以上します。

多摩センター駅前のピューロランド通りの花壇を、恵泉女学園大学の学生が授業の一環として管理しています。学生が主体となって、タネから育て、区画ごとにデザインも考えています。

4月18日にタネ播きした苗が大きくなってきたので、5月16日にポット上げ(一回り大きいポットに移すこと)しました。「社会園芸実践」履修生15人で、ポット上げ用の土づくりから行いました。2人1組になり、山盛りの黒土や赤玉土などを大きなスコップで交代しながら混ぜました。その後、10種類の草花を直径9㎝のポットに移しました。

▲ポットあげの様子。移植箸を使って小さな苗を取り出し、ポットへ移します。苗の周りから土を入れます。

5月23日には花壇の説明の看板を設置し、花がら摘みや除草といった手入れも行いました。もう少ししたら、今育てている苗を植え付けます。お楽しみに!

▲ポットあげ後の苗。植え付けまでもう少し。のびのび育ってほしいです。

担当教員:宮内 泰之

個人の庭から原生林まで、造園学は幅広い緑地空間を研究対象とする分野です。私は主に日本庭園の植栽デザイン、まちのみどり、里山の植物や生態系等をテーマにしています。庭や公園に植物を植え、維持管理していくためには、その植物の性質や本来の姿を知ることが欠かせません。また、植物は昆虫をはじめとする様々な生き物と密接な関係を持って生育しています。そのような植物のあり様を、現地調査を通して明らかにしていきます。

宮内 泰之

担当教員:本多 洋子

優しい花の香りに包まれて・・・幸福感に浸る。傍らに花があるだけで、幸せ。そんな気持ちになりませんか?自然に親しみ、生花、押し花、ドライフラワーと様々な花々の姿を楽しむ方法を取り上げています。  また、生活園芸1ではムギワラギクを栽培し、それをドライフラワーにしたもので壁飾りを作りますが、そのムギワラギクの種は恵泉で育種したものを使っています。

本多 洋子