「タイ・カンボジア短期FS」のブログを更新しました。【2月7日】「カンボジア王国の捨てられた古代都市と伝統舞踊-アンコールワットとアプサラダンス-」

2019年02月12日

こんにちは。今日は世界遺産にも登録されている、アンコールワットとアンコールトム、タ・プロームにお邪魔しました。アンコールワットはアンコール遺跡群のひとつで、カンボジアにかつて存在したクメール王朝が建てたヒンドゥー教寺院です。一方のアンコールトムはクメール王朝が築いた都市遺跡です。ちなみにアンコールは、王都を意味します。

まず私たちはアンコールトムの中心にあるバイヨンというお寺を見学しました。回廊にあるチャンパとの争いを描いた壁画は圧巻でした。その後、タ・プロームに向かいました。

午後はアンコールワットを訪問。かつて、このお寺はヒンドゥー教として建てられ、その後仏教に改修されたそうですが、王様に捨てられてしまいました。発見されてからはカンボジアの国教である南伝上座仏教のお寺になっているそうです。

これらの遺跡群を見学して、考えたことがあります。それは、空白と刹那と空虚です。今でこそ世界中から観光客が訪れる場所ですが、遺跡に絡んだガジュマルが押し上げた石と石の隙間には空白を生みだされす、遺跡の石や壁画からは刹那と空虚の空気が醸し出されています。石には人の魂が移ると聞いたことがあります。遺跡の石一つひとつに人間の魂が乗り移っているようで、石に囲まれた回廊を歩いていて、それらを強く感じました。少し怖くなりましたが、同時になぜか惹きつけられるものがあり、また行きたくなりました。

最後に、夜に観たアプサラダンスがとても煌びやかで美しかったです。5つのダンスが披露されましたが、特に私がオススメなのは男女のペアで踊るココナッツダンスです。ココナッツの殻がコツコツとリズムを刻む音と合わせて、とても楽しかったです。

長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。今日は、観光中心の日でしたが、カンボジアのいいところをたくさん発見できた日でした‼︎

(国際社会学科1年 甲賀光留、髙田莉紗子)

なお、タイ・カンボジア短期フィールドスタディ(FS)の様子はFacebookでも
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また、本学は「国際性」の分野で2年連続首都圏女子大1位、「学生の留学比率」で全国女子大2位(全大学中11位)の評価をいただいています。アジアや欧米で本学が実施する多彩な海外プログラムについてはこちらでご覧になれます。

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